「こ育てに、悩んでいます。」タマノイ酢、渋谷駅に多様な「すしのこ」広告掲出
豊臣時代から続く伝統と革新を誇る醸造酢メーカーであるタマノイ酢株式会社は、2024年11月25日(月)から12月1日(日)までの期間、渋谷駅ハチ公口駅舎壁面にてロングセラー商品「すしのこ」を題材とした屋外広告を掲出しています。
「すしのこ」は1963年の発売以来、手軽に本格的なすし飯を作ることができる調味料として、多くの家庭で愛されてきました。さらに近年ではSNSを中心に「すしのこ」を使った多彩なアレンジレシピが注目を集めています。
これを受けて同社は「すし飯専用調味料」という既存の枠を超えた活用方法を消費者とともに探り、商品の新たな価値を提案する取り組みを推進中です。
多様化する「すしのこ」の活用法
「すしのこ」は、ふりかけて混ぜるだけで簡単においしいすし飯が作れる粉末タイプのすし酢として誕生。パックご飯や残りご飯を手軽にアレンジできる点が支持され、日本国内のみならず、現在では世界50ヵ国近くで販売されています。
さらに近年、SNSでの消費者の声をヒントに同社は商品展開の幅を広げてきました。たとえば人気アニメとのコラボパッケージなど、消費者のニーズに応える形でブランド価値を高めています。その中でも特に注目されているのが、「すしのこ」を使った多様な料理アレンジです。
ポテトチップスの味付けやサラダのドレッシング代わり、さらには焼きそばやきゅうりの即席漬けなど、従来の用途を超えた活用法がSNSで話題を呼んでいます。同社はその可能性に着目して「すしのこ」の新たな魅力を広く提案することを目的に、今回の広告施策を実施しました。
文化と情報の発信地で新たな価値を提案
渋谷駅ハチ公広場は多様な文化が交差する場所。観光客から地元の若者まで幅広い層が訪れるこの場所はSNSでの情報発信力も高く、新しい文化やトレンドの発信地としても注目されています。
こうした背景を踏まえ「すし飯」という固定観念にとらわれない斬新なアイデアが集まりやすいこの地で、同社は「すしのこ」の新しい活用方法を提案する広告を掲出しました。
本広告では「こ育てに、悩んでいます。」という一見すると育児に関連するようなキャッチコピーを用い、多様化する「すしのこ」のさらなる活用法に悩む同社の姿勢を独自に表現。このような広告表現は、渋谷を行き交う多様な消費者の興味関心を引き、深い印象を残す手段となりそうです。
自由な発想を喚起する広告デザイン
その他にも本広告デザインでは「やきそばのこ」「きゅうりのこ」「ポテトのこ」といったコピーも用いて「すしのこ」を使った新しい料理アレンジも提案。これらは既存の枠を超えた、自由な発想を消費者と共有する取り組みの一環です。
「すしのこ」の新たな可能性を問いかけるこれらのメッセージは、消費者自身が「どんな料理に使えるだろうか?」と想像を膨らませるきっかけになるでしょう。このようなアイデアを通じて、同社は消費者と共に新しい食文化を創造していくことが予想されます。
多様性と創造性をテーマに次世代へつなぐ広告施策
今回の渋谷駅での広告施策は「すし飯専用」という既成概念を打ち破り、「すしのこ」の新たな魅力を提案する斬新な試み。多様性と創造性をテーマにした広告デザインでSNSでの話題拡散を狙った本施策は、ブランド認知の向上に貢献するだけでなく、次世代の食文化の創造にもつながる可能性を秘めています。
「すしのこ」を手にした消費者が、これまで考えもしなかったレシピに挑戦する……そんな未来を描きつつ、タマノイ酢は伝統と革新を織り交ぜた新たな価値を提案し続けていくことでしょう。本広告をきっかけとして「すしのこ」のさらなる可能性が開花することに、期待が高まります。
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