「AI生成のCMなんてどうでもいい!」 風刺の効いた”ひねくれ系”PR動画

イスラエル発のフリーランス向けクラウドソーシングサービスFiverrは、デザインからAI技術の活用、マーケティング支援から経営コンサルティングまでさまざまなスキルセットを持ち合わせた人材と企業を繋げるサービスです。このたび、“AIを活用したCM”を風刺しつつも、オチとしてAI技術を取り上げるという良い意味で“ひねくれた”動画を公開しました。

“Nobody Cares(みんながどうでもいいと思っている)”というタイトルで、ミュージカル風の世界観で展開する映像には、AIで生成されたモデルが次々と登場します。彼らは一様に「あなたがAIを活用してCMを作ったことなんてみんなどうでもいいと思っています!」と歌いあげ、さらに「制作方法なんてどうでもいい。それは効果があるのか、KPIは達成できたのか?」という本質的な質問を投げます。

終始AIを活用したCMを揶揄しながらも、ラストシーンには「Fiverrにはさまざまなニーズに応えることができる人材が集まっています。もちろん、AIに詳しい専門家も」というメッセージが映し出されます。

同社がAI活用そのものを批判しているわけではなく、あくまでも視聴者の興味を引くためという目的があったことが明かされます。広告業界のトレンドにしっかりと乗っかりつつ、業界人であれば一度は検討したことがある“AI活用”をフックに認知向上を図った事例でした。

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