推し活文化はどこまで広がる?「推し広告」サービスが芸能事務所との提携開始
株式会社センイルJAPANはサンミュージックブレーンとの正式提携により、俳優・蒼木陣さんの「推し広告」を出稿できるようになりました。この提携によってファンが安心して広告を出せる環境が整備され、推し活文化がさらに拡大することが期待されています。
推し広告とは
推し広告とは、ファンが応援する対象いわゆる「推し」を宣伝するために出稿する広告のこと。この文化は2016年ごろ韓国でオーディション番組をきっかけに広まった韓国発祥の独自の応援文化です。
日本でも2018年ごろから浸透しつつあります。本広告は、推しの誕生日や記念日に限らず、推しへの感謝や応援の気持ちを形にするため、日常生活の中で恩返しの意味も込めて出稿するファンも。
なお、センイルJAPANはこれまで「センイル(誕生日広告)・応援広告」という呼称でサービスを提供していましたが、2023年にサービス名称を「推し広告」に統一。これにより、推しに対する思いが目的に縛られることなく、さらに多様な形で広告で表現できる基盤が整えられました。
推し広告の多様な展開
推し広告にはさまざまな形式があり、ファンは自分の目的に合わせて適切な媒体を選べます。街頭ビジョン広告や駅広告、SNS広告、LEDトラック広告、カフェでのカップホルダーイベントなど手段は多種多様。
また、センイルJAPANのウェブサイトを通じて、広告媒体の情報を簡単に検索でき、ファンがどのように広告を展開するかを自由に計画することも可能です。
海外での広告展開サービスも用意されており、ニューヨークのタイムズスクエアや韓国の駅広告、街頭ビジョン広告など、推しの活動範囲を超えてグローバルに情報を発信することも。このように推し広告はファンの熱い応援の形として、さまざまな地域やメディアで広がりを見せています。
韓国と日本における推し広告の許諾の違い
韓国ではファンによる推し広告が一般的で、芸能事務所がアーティスト素材の使用を黙認することが多い傾向にあります。これに対し日本では、ファンによる推し広告であってもアーティスト素材の使用を認めていない芸能事務所が多く、許諾の関係で広告が出しづらいという問題がありました。
しかし今回のセンイルJAPANとサンミュージックブレーンの提携により、蒼木陣さんに関する広告は公式な許諾を得た上で進めることが可能となり、日本でもファンが安心して推し広告を出すことができるようになったのです。
蒼木陣さん。『鬼滅の刃』其ノ参 無限夢列車 猗窩座 役、舞台『鋼の錬金術師』ロイ・マスタング役などで出演。
サンミュージックブレーンとの提携による安心感
株式会社センイルJAPANは2023年10月1日(日)に「センイル広告エージェンシーJAPAN」から「センイルJAPAN」へと名称を変更し、推し広告(センイル/応援広告)専門のサポートサービスをさらに強化しています。
この度、株式会社センイルJAPANは蒼木陣さんの権利元であるサンミュージックブレーンと正式提携することによって、ファンが安心して推し広告を出稿できる環境を整えました。
ファンがセンイルJAPANを通じて広告を出す際には、公式LINEを通じた申し込みからサンミュージックブレーンへの申し込み、広告媒体の予約、素材審査、そして広告掲載まで一貫したサポートを受けられます。
この一連のプロセスにより、ファンは手軽に広告出稿をスムーズに進められ、推しへの気持ちを安心して広告という形にすることができるようになりました。
推し広告、今後の展望
今回のセンイルJAPANとサンミュージックブレーンとの提携により、推し広告の発展はさらに加速することが期待されます。
ファンにとって推し広告は単なる応援の手段ではなく、推しとの距離を縮める大切な表現方法のひとつ。日本でも、ファンが安心して推し広告を出稿できる環境が整備されていくことで、推し活文化が一層盛り上がりそうです。
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