Z世代へPR!老舗企業が「のりカケルくん」のSHIBUYA109サンプリングを実施

1894年に海苔問屋として開業した株式会社小善本店は創業130周年を迎えました。これを記念して、公式キャラクター「のりカケルくん」を起用したサンプリングイベントを2024年9月13日(金)から2024年9月14日(土)のに2日間にわたりSHIBUYA109渋谷店で開催します。

本イベントは伝統的な日本食材である「海苔」をZ世代に向けてアピールすることを目的とし、若年層に日本の食文化の魅力を伝える取り組みです。

のりカケルくんとは

りカケルくんは、「海苔でほっこりした食卓を世界中の人々へ届けていきたい」という想いのもと、サクサクパリパリ食感が楽しいふりかけタイプの味付け海苔として2021年に発売されました。

のりカケルくんシリーズは全部で9種類(premiumシリーズ4品含む)展開しており、2024年にはマタニティフード認定商品にもなっています。

Z世代に向けたPR

現在、国内の海苔収穫量が2年連続の大不作となり、日本では若年層にかけて食卓で海苔を食べる習慣が少なくなってきていています。

そこで同社は若者に海苔への興味を持ってもらうため、「のりカケルくん」という親しみやすいキャラクターを通じて、海苔の良さを新しい視点から提案することにしました。

開催場所にはZ世代の多くが訪れるSHIBUYA109を採用していることから「より多くの若者に「のりカケルくん」を通じて、少しでも海苔に興味を持ってもらいたい」という同社の願いが伺えます。

サンプリングとキャラクターで商品認知度向上を狙う

イベント当日は、来店者に「のりカケルくん」がデザインされたオリジナルパッケージの海苔を無料で配布。

商品を手に取った若者たちに、普段の食事へ海苔を取り入れるきっかけをもたらすことで、伝統的な和食材を身近に感じてもらえそうです。

また、サンプリングと同時に「のりカケルくん」のグッズ販売や写真撮影ブースも設置。キャラクターを通じた親近感の醸成が図られています。

さらに本イベントでは、SNSを通じた認知拡大も狙っています。日常的にInstagramやTikTokなどのSNSを活用して情報を収集・発信している人がほかの世代と比較して多く存在するZ世代。「のりカケルくん」との写真を積極的に投稿してもらえれば、認知が広まり海苔への興味関心が高まりそうです。

Z世代の食卓に新たな選択肢を

今回の「のりカケルくん」サンプリングイベントは、130年という長い歴史を持つ株式会社小善本店が現代のマーケティング手法を取り入れつつ、伝統的な日本食材である海苔を新しい世代に訴求する施策です。

本イベントを通じてこれからの日本を担うZ世代に海苔を届け、彼らの食卓に新たな選択肢として伝統食品を取り入れてもらうことを目指したこの取り組みは、今後の日本食文化の発展に寄与する可能性をにじませています。

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