オーガズムの声をデータベース化!女性のセクシュアリティに対する偏見をなくすプロジェクトが話題に

Case: Orgasm Sound Library Exposition

女性向けアダルトグッズを製造・販売するスペインのブランド・Bijoux Indiscretsが、“女性がオーガズムに達した時の声”を集めたサウンドライブラリー『ORGASM LIBRARY OF REAL SOUNDS』を公開し、話題となっています。

これは『セックスに対する男女の考え方、感じ方の違いを明らかにし、メディアやポルノ動画で描写されるセクシャリティと現実の違いを示す』という事を示すことを目的とした取り組みで、一般の女性たちに性行為(または自慰行為)中の声を録音してもらい、オーガズムをデータベース化するプロジェクト。

集められた音声は、声の質や大きさやによって変化するモーショングラフィックでアート作品に変換されています。

HPではユーザーが自分の声をアップロードすることもできるようになっており、立ち上げてから1ヶ月で5千回を越えるサイト訪問があったほか、世界50の国から750もの様々な“声”が寄せられたといいます。

女性にとっての快楽という視点でセックスを表現した本施策は、ニューヨークにあるMUSEUM OF SEX(性の博物館)でも取り上げられ、指でなぞるとオーガズムの声が聞こえる特殊なポスターと共に紹介されると大きな反響を呼びました。

今回公開されたたくさんの声は、誰でもシェアしたり、ダウンロードして利用することが可能。またサイト内には「女性の44.7%はロマンチックな映画のようなセックスをしたい」「男性の38.2%はアダルトビデオのようなセックスをしたい」などといった、性行為に関する赤裸々な調査結果なども掲載されていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

(via ORGASM LIBRARY OF REAL SOUNDS)

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