『今は亡きスターたちからのツイート』で米大統領選挙の投票を促進

Case: TweetsFromTheStars

投票日まで2週間を切った米大統領選。世界中から注目が集まる中、NPO団体・Voto Latinoが、投票促進を目的に、ツイッターを活用したユニークなキャンペーンを実施しました。

キャンペーン名は『Tweets From The Stars(今は亡きスターたちからのツイート)』。

キャンペーンに使われたのは、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」。エンターテイメント界で活躍した人の名前を刻んだ星型のプレートが埋められている歩道です。

同団体は、今は亡き著名人たちが、この大統領選を見てツイートしそうなことを予想。その内容をツイッター風のシールにして、星型プレートの上に貼ってまわりました。それぞれ以下のようなツイートをしています。

[ウォルト・ディズニー]
「ドナルドが大統領だって?僕のアヒルのキャラクターのドナルドのことだといいのだけれど。」

[ジョン・レノン]
「トランプ氏が大統領になるなんて、“イマジン”したくもない。」

[ゴジラ]
「正直言うと、トランプ氏が大統領だなんてかなり怖いよ。」

プレートに貼られたシールは、通行人の注目を集め、写真を撮ってSNSに投稿する人も。また同社は今回のキャンペーン用に作ったツイッターアカウントでも、シールと同様の内容をツイートしました。

キャンペーンの様子をまとめたPR動画には、「スターのツイートは、これだから嫌なんだよ。」とぼやく偽トランプ氏も登場。

動画の最後には「ツイッターで大統領選を盛り上げ、ちゃんと投票に行きましょう!」と投票を促すメッセージもありました。

“今は亡きスターの権威”まで持ち出した、Twitterとリアルを融合させたユニークな投票促進キャンペーンでした。

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