ミレニアルズを取り込め!ブラジル銀行による“体験型”バス停広告
Case: From Bus Stop to Bus Stop
スペインの大手銀行・Santanderのブラジル支社が、20代、30代の若者世代をターゲットにしたキャンペーン『From Bus Stop to Bus Stop』を実施しました。
同社はサンパウロ市内にある大学前のバス停で、Wi-Fiや携帯電話充電の無料サービスをはじめとした、カラオケ、レインコートの貸し出しなどの様々なサービスを提供。
この便利なバス停を利用した学生の中から数名を選び、さらなるユニークな体験へといざないます。
例えば若者で賑わう人気のナイトクラブに連れて行ったり、お洒落なカラオケバーへと案内したり、文学を好む学生には詩の朗読や音楽を楽しむバーを紹介するといった具合。
本施策のターゲットである“ミレニアルズ(1980年代から2000年代前半に生まれた世代)”にリーチするには、インパクトが重要だ、という発想に基づいたアイディアだと思われます。
“銀行=お堅い”というイメージを払拭し、親しみを持ってもらおうという狙いのもと実施された、バス停を起点としたキャンペーンでした。
1