「群衆でできたアイスを、召し上がれ。」甘いビジュアルに込められた、シリアスなメッセージ。
Case: Ice cream
ドイツのデュッセルドルフで実施された、甘さとシリアスさが一緒になったプリント広告をご紹介。
「Misereor」は貧困と闘うキリスト教団体。彼らが人々の日常にある「あるもの」を使って貧困の問題を啓発し、支援の必要性を訴えるべく生み出したクリエイティブがこちらです。
3つのフレーバーがのったアイスクリーム。
それが、何人もの人で作られているという少し怖いビジュアルです。
コピーは、
“2€ – An ice cream cone for you, one day without thirst for 267 people.”
(2ユーロ。あなたにとっては1つのアイスクリームの値段で、267人の1日分の水を購入することができます。)
シリアスな問題をシリアスにそのまま伝えても人には届かないことをしっかりと考え、貧困の問題を知る第一歩目のハードルをクリエイティブによって下げることを意図したプリント広告でした。
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/print/misereor_ice_cream
0