表面的には見えない“恐ろしい真実”を訴える、タイNPO法人のプリント広告

Case: Family Network Foundation

親子関係の重要性を呼びかけるタイのNPO法人「FAMILY NETWORK FOUNDATION」が制作したプリント広告。

子供の誕生日を祝うバースデーケーキをメインビジュアルとした一見可愛らしいクリエイティブですが、ケーキの欠けた部分から“家の中の様子”を覗き見ることができます。

よく見ると、動物虐待をしている子供の姿が…。キャッチコピーは子供が父親に向けて発したと思われる言葉で、“I’m fine, Dad. I’m just playing.(「大丈夫だよお父さん、ただ遊んでるだけだから。」)”。

団体のメッセージは、以下のように続いています。

“Did you know 25% of kids act out what they see online? Stay close to your sweetie. (あなたは約25%の子どもが、オンライン上で見ていることを“実際の行動”にも移していることを知っていましたか?もっとお子さんの側にいてあげましょう。)”

オンライン上の悪質な情報が、子どもに様々な影響を与えていることを訴えると共に、「まさか自分の子どもが動物虐待なんてするはずがない」と思っている親に対して警鐘を鳴らすような強烈なクリエイティブです。

本当の意味で家族(子供)と繋がっているのかを思わず考えさせられますね。

参考サイト

Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/print/family_network_foundation_dad_0?size=original

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