バルセロナ ビール会社、酔っ払っても『イマイチな相手との一夜の過ち』を回避できるアプリ
Case:Cats In The Dark App
お酒を飲んで酔っ払った時、“普段は何とも思っていないはず”の異性のことを魅力的に感じた経験はないでしょうか?
この現象、俗に『ビールゴーグル効果』と呼ばれていますが、この現象が原因で翌日酔いからさめた時に、悲惨な目に遭ったことがある方もいるかもしれません。
今回そんな『ビールゴーグル効果』による“一夜の過ち”を回避してもらうために、バルセロナの老舗ビール会社「Birra 08」がユニークなアプリを開発しました。その名も“Cats In The Dark App”。
このアプリのコンセプトは、“ビールを何杯飲んでどれほど時間が経過する”と、人の「現状認識、美意識がどれほど変化するのか」を測定するというもの。
使用する場所は、みんなでワイワイ楽しむバーやクラブなどが適当で、使い方はいたって簡単。
まず、既に自分が飲んだビールの杯数をチェックした上で、容姿を評価したい相手の性別を選択し、容姿ランクを1~10までの点数から主観でつけ、その相手をカメラ撮影します。
すると顔相解析により、その相手を評価した“他大勢の平均評価(客観評価)”と自身の評価を比べることができるというもの。
主観評価と客観評価があまりにもかけ離れていた場合、『これ以上飲み過ぎると、明朝後悔することになるかもよ』といったアドバイスも受けられ、このアプリで“自身の評価に冷静になることで、翌日失望することもなくなりますよ”といったコンセプトのアプリです。
気になる相手の“客観評価と主観評価が大きく離れていること”を認識するのも、“酔っ払った自分自身”なわけで、どの程度効果があるかは謎ですが、ビール会社のプロモーションとして、目の付けどころは斬新ですね。
ユニークなプロモーションアプリに関心のある方は下記記事もご覧ください
・世界の商品販促・ブランディングに繋げるプロモーションアプリ11選
動画はコチラ
Birra 08 – “Cats in the dark” app from DDB España on Vimeo.
参考サイト
I believe in advertising
http://www.ibelieveinadv.com/2013/04/birra-08-cats-in-the-dark-app/
0