元ネタはあの国民的映画？WEBムービー「小さな結婚式 THE MOVIE -交渉人-」の凝り具合がスゴい！

“少人数挙式”を6万7千円で実現可能にし、5万組のカップルの“幸せ”を形にしてきたブライダル企業「小さな結婚式」がWEBムービー「小さな結婚式 THE MOVIE -交渉人-」を製作しました。このタイトル、なんだか馴染みのあるあの国民的映画シリーズに似ているような。

ハッピーなイベントがアンハッピーに追い込む

人だかりの中に警察が到着。ビルの上から身を投げようとしている男性に「おーい　はやまるな～！生きてりゃ絶対いいことあるぞー！」と刑事が呼びかけます。いったい何を悩んで自殺を考えてしまっているのでしょう。

どうやら恋人とこじんまりとした結婚式を挙げたいだけなのに、費用が200万円と言われて絶望した様子です。

刑事の部下も「自分のとこなんて300万円もかかっちゃって…まぁ嫁がハッピーならハッピー的な…」とやはり結婚費用がかさんだ過去を振り返ります。

交渉人、登場！

刑事はこの状況下にふさわしい交渉人を呼び寄せました。定番文句「それ以上近付くと、飛び降りるぞ！」と交渉人を脅す男性。

「トビオリル必要ハ、アリマセン」と男性を説く外国人の司祭。こちらが交渉人です。

救いの手は「小さな結婚式」にアリ

そして、「小さな結婚式」なら、ドレス・式場・司祭込みで6万7千円で結婚式を挙げられると言いながら男性に詰め寄ります。

男性は興味を引かれるものの、どうせ6万7千円なんて最低料金にすぎず、オプションを上乗せして結局は高くなるんだろうと疑います。しかし司祭にパンフレットを見せられ、ついに信じるのです。

「俺、ココに決めます！」と喜びにあふれる男性。「確保～！」の声と共に警察官たちがフェンスの内側に男性の身体を引きずり入れました。

交渉人を呼び止める刑事

1人の命を救った交渉人が帰ろうとすると「ちょっと待て。さっきの話は本当か？」と聞く刑事…その意図は一体…。交渉人は「モチのロンです。いつでもご連絡ください」と名刺を渡して帰っていきました。

“それぞれ”の結婚式が実現

数ヶ月後、ボロボロだったあの男性がこんなに爽やかな新郎に。新婦も満面の笑みで本当に幸せそうです。

その数時間後、強面の刑事までもが挙式!?“誓いのキス”を求める姿が「はやまるな～！」と言っていた人と同一人物だと思えない威厳のなさです。

新婚さんなのか、今まで式を挙げていなかっただけなのかはわかりませんが、おめでたいですね。参列者は…部下のみでした。

様々な理由から、結婚しても挙式はしないカップルが増えているという昨今。「小さな結婚式」は多くのカップルの味方となることでしょう。映画『踊る大捜査線』を彷彿させる、かなり作り込んだ感のある「小さな結婚式」のWEBムービーでした。