子どもたちの傷ついた心。言いづらい気持ちも、絵文字ならきっと、伝えられる

スマホやラインでのコミュニケーションが盛んな、現代の子ども達。最近では“友人もラインで作る”なんて話も聞くほどです。そしてこの頃はスタンプや絵文字も豊富で、伝わりにくい気持ちもピッタリなイラストが表現してくれる、なんてこともあるようです。

そこで、こんな絵文字が登場しました。顔に傷を負った子どもの顔…。大人からの虐待や、友達からの暴力を受けている子どもの“痛い気持ち”をリアルに表現してくれています。これなら、誰かに伝えることが出来るかもしれません。

辛い気持ちを吐き出したい

「楽しいときはスマイルマークやウサギさんの絵文字で表現出来るけど、辛い時も誰かに話したいって思うの。」映像の中で子どもたちが語ります。

誰かに暴力を受けている絵文字

言葉にすることは出来ないけれど、絵文字ならポンッと送信できますよね。子どもがSOSを発しやすいイラストの数々です。

こちらは、“親がお酒を飲んでいる”という絵文字。イラストのお母さんの前にいる少年の怪訝な顔から、“楽しく飲んでいる”状況ではなさそうです。

例えばこんな感じに

こんな感じに使用すると、とっても気持ちを伝え易いですよね。

『スウェーデンの子どもの権利を守る会、BRIS』の映像でした。BRISは電話で18歳までの子どもと親の悩みの相談に乗っている、社会的にもとても評価されているNPO団体です。

この絵文字のすごいところは、絵文字を使用して入力した内容が開発元に転送されるということ。なので、子どものSOSを社会で把握することが出来るシステムなのです。辛い思いをしている子どもたちを1人でも多く救えるように。出来ることはまだまだありそうです。

(参考サイト:AdWeek

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