ペットはプライスレス。お金を出して買うよりも、救うべき命があるということ

ペットショップにいるワンちゃんネコちゃん。ガラス越しに見つめる愛くるしい姿に心を奪われるも、10万、20万円…と、その価格には尻込みします。それでもその可愛らしさに、人々はお金と引き換えに“命”を手に入れます。その一方で、貰い手のない動物たちが、アニマルシェルターに溢れているのも現状です。

遠く離れたブラジルでも何千ものアニマルシェルターがあり、その多くが定員オーバーの様子。そこで考えられたユニークな企画をご紹介します。

アニマルシェルターの現状

多くの動物で溢れかえっているというブラジルのアニマルシェルター。混雑が過ぎる故に衛生状況も悪く、その多くが病気や粗末な扱いにより命を落としています。わざわざシェルターにペットを捨てに来る飼い主も、時にはいるようです。ちゃんとした飼い主に貰われると信じつつ…。

ペットショップと、シェルターの子を入れ替える

そこで、ペットショップと、シェルターの子たちをこっそり入れ替えてみるとどうでしょう。そして、その子に設定した金額は、何と“タダ(無料)”。

“タダ”の命に大喜び

気に入って選んだ子が“タダ”と告げると、大喜びする人々。そもそも命に金額をつけること自体、おかしいのかもしれません。


血統書はないけれど、愛情だったら負けていません。「タダってどういう事?」「今すぐウチへ、タダで連れて行けるって、そういう事かい??」と、値段のついていないこの動物たちに皆とても驚いています。

『命を買うよりも、命を救ったほうがいい。』と呼びかける、ブラジルの動物保護団体による啓発映像でした。日本のアニマルシェルターでも、HPにて動物の写真と共に里親を探しています。表に見せることによって救われる命があるのなら…。この素敵な試みのように、シェルターの動物を救うシステムがより普及するといいですね。

(参考サイト:Ads of the World

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る