バカバカしさが半端ない! 前代未聞の全身キャンディー男がおもしろい
1974年にイギリスで初めて作られ、1982年よりアメリカ国内での製造が始まったスキットルズ。フルーツ味のキャンディーで、固い砂糖の殻には“S”の文字が書かれています。M&M’sチョコレートのキャンディー版とでも言いましょうか。そんな国民的お菓子の愉快なCMをご紹介します。
レインボーに襲われたディビッド
「私たちにとって、本当に辛いことでした…。」と当時を振り返る奥さんのトークから、映像は始まります。14ヶ月前、虹に襲われたというディビッド。そしてその瞬間から、彼の体は全身スキットルズキャンディーになってしまったと言います。
こんな顔になってしまった…
そしてこちらが、レインボーに襲われた後のディビッド。全身スキットルズ男。その姿をなかなか受け入れられず、奥さんとも口論に。彼を見たご婦人も、「色が・・・ものすごいの。」と証言します。「人生が全て変わってしまった。」と当時を振り返るディビッド。
コントロールがきかないんだ!
スキットルズのディビッドは、動作のコントロールが難しくなります。趣味のギターをかき鳴らしても、真ん中のホールにスキットルズがパラパラ入ってしまうので、いちいち気になって演奏どころではありません。また歩いては頭をゴンッとぶつけ、スキットルズキャンディーが床にバラバラー!奥さんは彼の周りを掃除機で追まわし、どっさり集まったスキットルズを容器に入れ、庭先で“タダでどうぞ”とご近所さんにお裾分けすることも。
他人からの好奇の眼差し
デイビッドにとって辛かったこと、それは他人の視線。すれ違う人々から、決まってジロジロ見まれます。「でも、悪いことばかりじゃないんだ。それは、床屋に行かなくてもすむようになったこと。節約できるのさ!」と、スーパーポジティブなディビッド。
スキットルズ男を卒業したい
お医者さんも「ディビッドに悪いところはどこもないんです。ただ、スキットルズでできてるってだけで。」と言い、そんな診察を受け、もうクヨクヨしていられないと意を決したディビッド。思い切って突き進む決意をします。「オレはスキットルズ男じゃないんだ!」そしてカツラを被って変装も試みます。でも、それも何かが違うような…。
ありのままの自分を受け入れる
「皆は内面が重要だって言うけど、ディビッドは外見こそが重要だった。」奥さんとの苦悩の日々。その後1人の少年と出会い、スキットルズになって以来初の友人が出来ます。そして、「私はスキットルズで出来ている。それに関しては何も悪いことなんかないんだ。」と悟るディビッド。やっとの思いで、スキットルズな自分を受け入れることが出来たようです。
軽いおふざけCMと思いきや、どことなく哲学的なこの映像。ありの~ままの~♪のアナユキのように、これを見たらどんな自分でも受け入れる勇気がもらえそうです。
(参考サイト:YouTube)
1