毒は“怖さ”ではなく“スキル” 10月9日「どくの日」に生き物の個性を伝えるニフレル

株式会社海遊館がプロデュースする「生きているミュージアム ニフレル」は、2026年3月に新ゾーン「どくにふれる」を開設しました。

同館では今回、10月9日を「どくの日」と定め、10月9日(金)から10月12日(月・祝)まで「どくの日スペシャル4days」を開催します。(詳細はこちら)

ハナミノカサゴ

本施策は、ネガティブな印象を伴いやすい「毒」というテーマに対して、危険さや恐怖ではなく、生きものの持つ能力や個性として捉え直すコミュニケーション設計が特徴的です。

危険生物という関心を集めやすいテーマを生かしつつ、ドクロマークや危険度の強調といった演出を避け、アニメやゲームなどで親しまれる「スキル」という表現に着想を得たアプローチを取り入れています。

同ゾーンでは、毒との関わり方を「攻撃」「防御」「模倣」「無効化」という4つの能力に分類して展示。危険度そのものではなく「毒をどう使って生きているのか」という知恵や生態に着目させることで、来館者の捉え方を前向きに転換する工夫が施されています。

試行錯誤を重ねて展示が実現したエラブウミヘビ

今回の「どくの日」においては、記念日を起点に、館内およびオンラインでの参加型プログラムを展開します。

4日間の期間中には、キュレーターによる給餌解説やトワイライトツアーに加え、公式Instagramでのライブ配信や限定ステッカーのプレゼントを用意。新ゾーン誕生から約半年を迎えるタイミングで、記念日をフックにした体験施策を重ねることで展示への関心を集中的に高める設計です。

常設展示に発信の節目をつくり、記念日にあわせて多様な体験プログラムを展開する本取り組み。懸念されやすいテーマの解釈をポジティブな価値へと転換し、自館のコンセプトである「感性にふれる」の世界観を深めながら、来館のきっかけを創出するPR事例です。

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