若者の生活圏を走る小田急線──大学生と創る“新しい駅そば”

沿線に大学・短大・専門学校などが数多く立地する小田急線。そのため、くだり路線は多くの学生が利用します。また、のぼり路線も郊外の住宅地から都心へ向かう人びとを輸送する通勤・通学ルートとして利用されています。

小田急交通広告が公表している利用者プロフィールによると、やはり大学生・専門学生を含む若年層の利用割合が高いことが示されました。さらに、東京メトロ千代田線との接続で表参道・原宿エリアへ、下北沢駅で京王井の頭線に乗り換えることで渋谷・吉祥寺といったユースカルチャーに強い繁華街とつながります。

そんな小田急線の「駅そば店」として利用者に愛される「箱根そば」。創業60周年を記念したキャンペーンの一環として、小田急グループの広告代理店小田急エージェンシー内の大学生コミュニティー「わかものがかり」と共同開発した新メニューが登場しました。2026年2月10日(火)から28日(土)は「豆乳チーズ雪そば」、3月1日(日)から31日(火)は「ソイキムタンそば」を販売します。

いずれのメニューも「20歳前後の若者が食べてみたい冬限定メニューとは?」というテーマのもと、ワークショップ形式で開発されました。豆乳やチーズ、キムチといったZ世代から人気のある食材が取り入れられています。

さらに、学生からは「映える1杯にしたかった」「雪を降らせるようにチーズをかける瞬間も撮影してほしい」といったコメントがあったといい、フォトジェニックなビジュアルも魅力のひとつにあたるようです。

箱根そばの名物は、カレー味のコロッケをのせたコロッケそば。そのほかにも豆腐を丸ごとのせた「豆腐一丁そば」など、個性的なメニューが人気を博しています。

そのため、通学利用者が多く「若者の生活路線」であるという特徴をとらえたコラボメニューが周年キャンペーンに登場することは、これまでのブランディングからも違和感のない取り組みです。

Z世代考案メニューも、同店の名物メニューと同様に駅そばをめぐる「年配のサラリーマン向け」などといった固定概念をアップデートして、新たな客層を呼び込みそうです。

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