鳥取県が「馬取県」に改名? 地震による風評を跳ね返す複合型PR

鳥取県は、2026年1月6日(火)に発生した地震による風評を跳ね返すことを目的に、県名を「馬取県(まっとりけん)」に改名するPR施策を展開します。

馬取県への改名は、今年の干支である午(うま)にちなんで、「鳥」と「馬」の文字が似ていることから企画されました。くわえて、鳥取県には、巨大な馬に見立てられる鳥取砂丘の「馬の背」や、御神馬が祀られる「大山」のほか、馬(ウマ)いもの、馬(ま)んがスポットなど、馬にちなんだ名所がたくさん存在しています。そして今回、馬取県への改名を通して「馬取県で馬(待)っとるけん!」というメッセージを全国に発信します。

1月21日(水)には、とっとり・おかやま新橋館にて、お笑い芸人・ガンバレルーヤが登場する発表会が開催されました。まひるさんが鳥取県出身であることから、これまでも同県のPRに起用されているおふたりですが、今回のPRでは、馬取県応援団長「ガンバレウーマ」に改名し、同県の魅力をアピールします。

とっとり・おかやま新橋館では、1月22日(木)から2月4日(水)の期間、特別企画「馬取県・午年特別キャンペーン」を開催。
企画では、鳥取県で出土した石製の埴輪であり、国の重要文化財にも指定されている、天神垣神社の「石馬」をレプリカで完全再現。午年ならではのパワースポットに東京・新橋で触れるという特別感のある施策が注目を集めそうです。

同施設での2,000円以上のお買い物を対象に、豪華景品の当たる開運カプセルトイ体験も用意されています。カプセルには、新年らしくおみくじが入っており、鳥取県産米や日本酒といった“ウマい”名産品のほか、大大吉には「石馬見学」ができる鳥取開運旅行券がプレゼントされます。特産品のPRに加え、来県をうながす取り組みです。

また、同施設内のレストランでは、鳥取の冬の味覚である松葉がにを使った鍋や鳥取県産の大山鶏のカレーといった特別メニューが展開されます。松葉がにを”午“の漢字に見立てて盛り付けるなど、ユニークなアイデアで味覚と視覚から同県の魅力を感じさせます。

さらに、鳥取県内でも馬取県をPRするイベントが企画されています。天神垣神社での重要文化財「石馬」特別公開のほか、県内にある馬の名所を巡る「午ンプラリー」も開催。

乗馬体験ができる「大山乗馬センター」や、弓に馬の尾毛を用いたバイオリン制作体験ができる「三朝バイオリン美術館」など、“午”をキーワードとしたスタンプラリー施策で、鳥取砂丘に代表される有名観光地以外にも足を伸ばすきっかけを創出します。

改名というインパクトのある企画と、都内の生活者との接点となるとっとり・おかやま新橋館を中心とした複合的なコンテンツ展開で、同県への注目度をアップし観光誘致を狙う、シティーPRです。

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