地域の価値を対話で掘り起こす 鹿児島・東串良町の起業人ラジオ「しゃべいごろ注意報」

東串良町町役場(鹿児島県肝属郡)は、地域外人材である地域活性化起業人(以下、起業人)を起用した新たな情報発信の取り組みとして、ラジオ番組「ジェントル川本・ロットン佐藤の しゃべいごろ注意報」を、2026年1月よりFMおおさき(89.9MHz)スタート。地域の魅力を一方的に伝えるのではなく、対話を通じて掘り起こすことを目的とした地域PRです。

起業人が地域・仕事・生き方を語る

本番組は、東串良町で活動する起業人がパーソナリティーを務め、「地域」「仕事」「生き方」をテーマにトークを展開。答えを出すことを目的とせず、正解のない問いについて考え続ける姿勢そのものを届ける構成が特徴です。町の内側だけで語るのではなく、外から来た人間の視点を通して地域を見つめ直すことで、東串良町の輪郭や可能性を言葉にしていきます。

番組名にある「しゃべいごろ」とは、鹿児島の方言で「なぜか話が止まらなくなる時間帯」を指す言葉。構えず、まとめず、結論を急がない。少し本音がこぼれるその瞬間にこそ、人や地域の本質が立ち上がるという考え方が、番組全体を貫いています。


【しゃべいごろ注意報|テーマソング】話がほどける夜 – ジェントル川本&ロットン佐藤

ラジオとYouTubeで展開するクロスメディア施策

放送は2026年1月5日(月)よりFMおおさき(89.9MHz)にて、毎週月曜18時から生放送で実施。これに先立ち2025年12月22日(月)、パイロット版となる事前特別番組をYouTubeならびにラジオでのライブ配信が行われました。

パーソナリティーを務めるジェントル川本さんとロットン佐藤さんは、イベント・広報・広告戦略などを手がけてきたそれぞれの経験を背景に、地域に関わるなかで感じた悩みや思考のプロセスを率直な言葉で共有します。

関係人口創出を見据えた地域ブランディング

本取り組みは「関係人口」を生み出すためのメディア実験としても位置づけられているもの。ラジオとYouTubeを活用したクロスメディア展開により、町内外へのリーチを広げ、東串良町への関心や共感、継続的な関与を促す狙いがうかがえます。地域の価値を「情報」ではなく「会話」で伝えることで、地域ブランディングを強化しようという取り組みです。

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