夏休みの宿題も心配“なし”!? いばらきの梨研究イベントを都内で実施

茨城県は、2025年8月28日(木)、東京・原宿のSix Galleryにて、小学生向け自由研究企画『いばらきの梨「恵水」大研究ワークショップ』を開催します。

「恵水(けいすい)」は、2016年から本格出荷が始まった茨城県オリジナルの梨の品種。平均糖度13度という甘さに加え、梨特有のシャリシャリとした食感、果汁あふれるみずみずしさが魅力です。

しかし、茨城県が全国の20~60代の男女1,000名に行った調査では、6割以上が「梨の品種による味の違いを知らない」と回答。この結果を踏まえ、恵水というブランド名と美味しさを広く知ってもらうべく今回のイベントが企画されました。

開催時期は夏休みの終盤。まだ夏休みの自由研究を終えていない小学生をターゲットに、「めざせ!梨博士への道~甘さのヒミツを大解剖~」と題した学習型ワークショップを実施します。独特の食感をもたらす梨の石細胞(せきさいぼう)を透過観察して“シャリシャリ食感”の正体を探ったり、糖度を実際に計測したりと、体験を通じて恵水の特徴を学べる内容です。

さらに会場では、空調の効いた屋内での「梨狩り」体験や、手づかみで楽しむ「冷やし恵水すくい」といった涼を感じられる企画も用意。酷暑の東京でも快適に楽しめるイベントとして設計されています。

※写真はイメージです。

夏休み終盤、宿題に関心が集まる時期に着目したタイミング設計がユニークな取り組み。梨狩りや冷やしすくいは、梨の品種への関心を自然に高めつつ、酷暑下での「涼」も感じられるオアシス要素もあるイベントとなっています。地方産品の認知拡大を、都心で効果的に実現するマーケティング事例でした。

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