親世代にネットスラングを解説したOOHの意図とは?
イギリス国内大手のスーパーマーケットチェーンTescoが展開する通信サービス「Tesco Mobile」は、これまで安定した通信環境や快適な通信速度だけでなく、ユーザーの情緒や感情面に訴えかけるようなコミュニケーションを行ってきました。
以前公開された母の日のOOHでは母親に電話することを通行人にリマインドするという心温まるクリエイティブが話題を呼び、PR EDGEでもご紹介しています。今回公開されたOOHでは、子どもの通信費を支払う親世代があまり馴染みのないネットスラングの解説を行うという同社らしいアプローチが印象的な内容となっています。
敵を意味する“opp”や現実世界で会うことを意味する“link”、見た目が魅力的な人を意味する“huzz”やブサイクを意味する“chopped”など、若者にしか使われないようなスラングの意味をあえて説明することで子どもたちの間で行われているコミュニケーションへの感度を上げ、安心して彼らにスマートフォンを渡せるようになってほしいという願いが込められているのです。
インターネット上で出会った人と何かしらのトラブルに巻き込まれてしまい、それが事件へと発展してしまう悲惨なケースはイギリスだけではなく世界中で問題となっており、そんなトラブルをサービス提供側から働きかけることで減らしたいというCSR的な側面も持ち合わせた事例でした。
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