“寝落ちした人の姿”だけで家具とベッドを訴求したイケアのOOH
北欧生まれのイケアは、世界中の国と地域で圧倒的な知名度を誇る家具ブランドです。さまざまな商品を展開しているブランドとして、その広告クリエイティブも多種多様。このたびイケアが公開した寝具のプリント広告では、あえて寝具を一切見せることなくその価値を訴求した変化球的アプローチが取られていました。
「イケア商品の上で寝るのであれば、せめてイケアのベッドであってください」という共通フレーズが書かれた複数のプリント広告で紹介されているのは、椅子やデスクの上で寝てしまった人々の姿。
熱中に熱中するあまり、あるいは疲労のあまりベッドまでたどり着くことなくその場で力尽きてしまったようです。ちゃっかりと椅子やデスクの商品名とその価格も記載しており、寝具を訴求しつつも一石二鳥的な試みをしていることが伺えます。
幅広い商品ポートフォリオを持つブランドだからこそできるこの手法。イケアらしいポップなトンマナとメッセージングを活かしつつ、ストレートに商品を見せても違和感のないクリエイティブに仕上がっています。
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