地元クリエイターが日光街道越ヶ谷宿の魅力を発見・発信!|埼玉県越谷市

街のブランド価値を高めようと、魅力や特色を戦略的に発信するシティプロモーション。さまざまな自治体が、交流人口の増加や移住者の獲得、地域経済の活性化を図ろうと積極的に取り組みを行っています。

日本橋(東京都)を起点に日光東照宮までの約140kmを結ぶ日光街道は、徳川家康が日光に改葬され東照権現として祀られるとともに、江戸幕府が整備した街道です。その宿場町のひとつである越ヶ谷宿の魅力を、地元の人が発見・発信するプロモーションポスターが制作されました。どのような取り組みなのでしょうか。

越谷市役所で行われたポスターお披露目セレモニーの様子

埼玉県越谷市によると、地元クリエイターによる地域課題の解決に取り組むプロジェクト「Rethink Creator PROJECT地域デザインファクトリー」に参画したことからなる取り組みだといいます。

このプロジェクトは、地元を愛する心、地域活性に向けた想いを持ったクリエイターとともに、地域課題を解決するというもの。株式会社クリエイターズマッチが主催するプロジェクトで、日本たばこ産業株式会社が協賛しています。2022年に立ち上げて以来、宮崎県宮崎市、福岡県福岡市、鹿児島県鹿児島市、神奈川県藤沢市、奈良県奈良市などで実施されました。

今回のポスター制作に携わったのは、同市に居を構えるデザイン事務所DRESSERS、株式会社CLAPから4人のクリエイター、ビジュアル撮影は越谷出身・在住のカメラマンが手がけました。これらのポスターは、市内の商店会や商業施設・飲食店・カフェ、越谷市内および近郊の駅、日光街道関連スポットで順次掲出されていく予定です。

東武鉄道と地下鉄日比谷線の相互乗り入れ開始(1962年)や、JR武蔵野線の開通(1973年)で、都心部への交通アクセスが向上したことで、首都近郊のベッドタウンとして発展した越谷市。古来から変わらずに交通の要として機能してきた「越ヶ谷宿」の魅力を表現することで、地元への愛着や誇りを高める「シビックプライド」が醸成されることを目指したようです。

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