もしも第一次世界大戦中にZoomが使われていたら…衝撃的な啓蒙施策
カナダのHomeEquity Bankは、主に収入が減ってしまった高齢者向けに安い金利で貸付を行うことで住居の確保を支援している銀行です。そんな同行は毎年11月、第一次世界大戦の戦没者記念日「Remembrance Day」の啓蒙キャンペーンに参加しています。今年の目玉施策として公開されたのは、Zoomを活用した斬新な没入型コンテンツでした。
オンラインミーティングの開催日時を未来だけでなく過去にも設定できるZoomの機能に着目した施策は、第一次世界大戦において実際に戦いが行われた時間のミーティングリンクを発行し、それにアクセスすると当時の戦況をオンライン上で追体験できるというもの。リアルな銃声や生々しい叫び声をバックに、歴史の専門家たちが残酷な戦争の実態について解説した音声が流れます。2度と起こしてはならない過去の惨事をとにかくリアルに表現することに注力しています。
年に1度の平和を願う日に合わせて自社サービスを訴求するのではなく、社会全体にとって学びのある施策を高いクオリティで実現した事例として、業界を問わず参考になりそうです。
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