本物の太陽を……?コロナビールのインパクト抜群な施策

メキシコ発祥のビールブランド・コロナビールはその軽やかな喉越しとすっきりとした後味が特長的で、南米大陸だけでなく今となっては世界中の国と地域で愛されています。そんなコロナビールのビジュアル的な特徴と言えば、なんと言ってもガラス瓶の飲み口にカットライムが刺さった姿ではないでしょうか。このビジュアルをさらに印象的なものにするために企画されたプリント広告が公開されました。

“For Every Slice of Sun(すべての太陽のカケラとともに)”というタイトルで公開された動画では、複数人のカメラマンが移動を繰り返しながら何かを撮影している様子が映し出されます。時には喜び、時には悔しい表情を浮かべながら何かしらの被写体を追いかける彼ら……そのレンズの先にあったのは、日食によって太陽が弧を描く瞬間でした。太陽の手前にコロナビールのボトルを置くことで、太陽そのものをライムに見立てようとしていたのです。

その味や香りからしばしば「ビーチで飲むのに最適なビール」として紹介されるコロナビールのイメージと、ビジュアル面での特徴を最大限魅力的に描くことを目的に生まれた、インパクト抜群ながらもどことなくチルで温かみのある施策でした。

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