「明日のあなたへ繋ぐ、パイプになる」シンニチ工業の想いが詰まったコーポレートムービー

愛知県豊橋市に本社を置く、シンニチ工業株式会社は、創業半世紀を機に刷新した企業理念や自社の想いを表現したコーポレートムービーを公開しました。今回のムービーは、従業員の皆さんのモチベーションアップ、新たなお客様や共に働く仲間との出会い、地域社会との共創などに繋がることを期待して制作されたものです。

「創業50年を機に企業理念を作り替える。これまで当社のような地方の中小企業では想像すら出来なかったような、斬新で心躍る新しい取り組みを行いたい」

シンニチ工業株式会社がちょうどそんな思いを抱いていた頃、株式会社セント・フォース所属のフリーアナウンサー 中川絵美里さんは、何事にもひたむきに真摯な姿勢で取り組まれる努力家だ、という話を聞いたことが制作のきっかけになったといいます。

相談を重ねるうちに、自社の新たな企業理念や、これから世の中に発信していきたい想いと中川さんの経歴や人柄の親和性を強く感じ、シンニチ工業初のコーポレートアンバサダーに就任してもらったそうです。

2023年7月、セントフォース、 広告映像制作大手の株式会社TYOとの3社で動画制作の構想がスタート。大径薄肉鋼管のニッチトップメーカーであるシンニチ工業の製品は、多くの産業用途で採用され、目に見えないところで、この国の社会インフラを支えてきました。

これまで、独自性のある金属パイプを通じて“産業界のパイプ役”として事業を展開していましたが、今後は「新しい経営理念のもと、“今日と明日を繋ぐパイプ役”として、今まで以上に社会に貢献していきたい」そんな決意と想いを制作するムービーで表現することを目指し、完成したものです。

完成したムービーは、2024年9月に愛知・岐阜・三重・静岡のタクシー車内CMで放映。今後は、YouTubeやTVerなどのオンライン動画メディアをはじめ、地元ターミナル駅のデジタルサイネージやテレビ愛知「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」の番組提供にて広告展開が予定されています。

また、今回のご縁を経て、中川絵美里さんとは、これからワクワクするような新たな挑戦も予定しているとのこと。シンニチ工業は、中小企業の限界を超え、新たな挑戦を続けることで、魅力的な会社として成長を遂げていく覚悟を持っていると表明しています。これからも人との「繋がり」や「ご縁」を大切にし、地域とともに成長していく企業であり続けることを目指し、取り組みを続けていくとしています。

「明日のあなたへ繋ぐ、パイプになる」、パイプメーカーならではの、さまざまな形のパイプを手に駆け抜ける人々の姿が描かれます。「TODAY」というゼッケンには、今日が明日以降の未来に繋がっていくイメージを表現し、さまざまな人々の想いがリレーされていくイメージ。

まさに、シンニチ工業が創業50周年を機に新たに設定した理念を描き出した映像へと仕上がっています。工業メーカーのブランドイメージは、一般の人々にはなかなか伝えにくいもの。そんな中で、さまざまなご縁の繋がりとともに、見事にメッセージ発信するブランドムービーとなった好例がありました。

その他のブランディング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=27
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る