可愛さ大爆発! とにかく遊びたいiPhoneの誘いを断るPixel
日本では不正競争防止法で禁止されていますが、一部の国では許されている比較広告という表現手法。自社の商品やサービスを直接的に他社のものと比較することでその優位性を打ち出すという手法です。以前もPR EDGEで紹介しましたが、Googleが手掛けるスマートフォンブランドのPixelは最近CMにiPhoneを登場させることが多く、単純な機能比較に留まらないかわいらしいやりとりを通じてエンタメ性の高い会話劇へと昇華させています。
その最新作では、夏休みを満喫しようとするiPhoneが仲良しのPixelを遊びに誘い出すものの、新商品の発売を控えたPixelからあっさりと断られてしまいます。スマートフォン業界の動向に詳しい人ならお分かりかもしれませんが、このやりとりはiPhoneが例年秋に新商品を発売するのに対してPixelはその手前の夏に行うという両社の事情にスポットライトを当てているのです。
圧倒的な知名度を誇るiPhoneに対して、機能面での挑戦を仕掛け続けるPixel。ビジネス上はライバル関係にあたるこの2大ブランドをあえて”ずっと親友”を意味する“Best Friends Forever”とかけた“Best Phones Forever”というタイトルで仲良しとして描くことで、比較広告であるにもかかわらずあと味が悪くない、むしろほっこりとするような世界観を表現することに成功しています。これからも”仲良し”でい続けるであろうPixelとiPhoneの次回作に期待したいですね。
その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/
0