「雑」っていい!親子の悩みに寄り添う「雑」食堂プロジェクトが始動

雑穀のリーディングカンパニーとして、雑穀米や穀物関連商品を販売する株式会社はくばくが、親子が夏休みに抱えがちな悩みに寄り添う社会連携活動「はくばく『雑』食堂プロジェクト」を始動します。

プロジェクトに先駆けて行われた調査によると、夏休みで学校が休みになる期間、働きながら子どもの食事準備をすることに負担を感じている親は約7割にのぼり、約9割が給食がない中での栄養不足を不安に感じていることがわかりました。

さらに、夏休み期間中は親が仕事で家を不在にするため、子どもに寂しい思いをさせているのではと心配する親がいる一方、約6割の子どもが、親ともっと話したいと寂しさを感じており、親子間のコミュニケーションにも課題があることが判明しました。

こうした悩みに寄り添うこのプロジェクトでは、「雑っていいこと」をキーワードに取り組みを行います。「雑な完全食」として、「雑穀」を使ったおにぎりレシピを考案。

雑穀を使うことで簡単な準備で栄養素を補うことができ、夏休み中の食事準備の負担や、栄養不足への不安を軽減できます。また、包丁や火を使わないレシピのため、子どもだけでも簡単に作ることができ、さらに親子一緒に作ることで「雑談」が生まれ、親子のコミュニケーションを増やすことも狙いです。

この「雑な完全食おにぎり」を、児童館や子ども食堂へ計600食提供し、親子で雑談しながら楽しめる食育ワークショップも実施します。家に帰ってからも親子の会話を増やし、夏休みの課題にも使える自由研究シートも無料配布します。

プロジェクトにあわせて、おにぎりの親子が登場するWeb動画も公開。雑穀同士の雑談で、「雑穀ごはんは、雑に分けたらほぼサラダ!」など、雑穀の栄養素や簡単に炊飯できることを楽しみながら理解できる内容になっています。

「雑穀」という食の切り口の提案で、「雑」というワードのマイナスイメージを払拭し、親子の悩みに寄り添うこのプロジェクト。「完璧でなくていい。あなたの日常、もっと雑でだいじょうぶ。さあ笑って生きましょう。はくばくは、あなたの雑を愛しています。」というコンセプトメッセージの通り、家族の健康を願う人々を応援する企業の姿勢が、しっかりと伝わるプロジェクトになっています。

ユーザーの不安やニーズを的確に捉えることで、ポジティブな企業イメージの浸透と商品理解が進むような表現や企画設計が工夫されているこの施策。今後のプロジェクト展開にも注目したい事例です。

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