スーパーが漁船をチャーター!売り場直行で新鮮な魚が並ぶ「一船買い」キャンペーン
長野県を中心にスーパーマーケットを展開する綿半パートナーズ株式会社が、2024年7月26日(金)に漁船を「一船買い」し、一日限りのイベントを2店舗で開催すると発表しました。
漁船は早朝3時に出港し、漁を終えて7時に帰港。その後漁港を出発し、午前11時頃にはお店に到着するスケジュールが組まれています。獲れたての新鮮な食材は調理などが加えられ、刺身や寿司、海鮮丼としてダイレクトにスーパーの店頭に並び、顧客に届けられる企画です。
漁船をチャーターすることで生まれるメリットの一つ目は、中間コストのカットによりお値打ち価格で販売できること。本来経由する、競り、仲買人、バイヤー、配送業者を通さないことで、コストダウンが可能です。
二つ目は「未利用魚」と呼ばれる市場で評価されない魚を無駄にしないこと。たとえば、狙いを定めた種類以外や、傷がある魚が獲れてしまった場合は、市場に出しても買い手がつかず捨てられてしまうフードロスが問題視されています。しかし、お刺身やお惣菜として本来は美味しく食べられるものも少なくないようです。これらの魚を豊富な知識を持ったスタッフが商品化することで、持続可能な海洋活動の取り組みの一環として成立させることができます。
三つ目は、漁師の安定した労働につながること。「契約した日・契約した時間」に労働し、定額の収入を得られる仕組みは、漁業界の安定的な労働環境を守ることができます。
「何が獲れるかお楽しみ!」とうたうキャッチフレーズもワクワク感があり、スーパーが漁船をチャーターするいう変わり種企画で顧客が実際に足を運んでみたくなる仕組みや話題性も十分。三方良しなだけでなく、社会に貢献しながら店舗への集客を促し、売り上げアップも期待できる見事なアイデアです。
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