Liquid Deathが人気ドラマのヒーローとコラボした奇抜なCM

もはやPR EDGEでも常連となりつつある缶入り飲料水ブランドのLiquid Deathは、奇抜な表現を多用したCMや意外性抜群のユーザー参加型キャンペーンをするブランドとして、本国アメリカでしか販売されていないのにもわらず世界中で知られるようになりました。そんなLiquid Deathの最新のタイアップ事例として、Amazonプライムで公開中の人気海外ドラマ・The Boysに登場するヒーローキャラ・The Deepを起用したCMが公開されました。

多くの子どもに囲まれながら登場するThe Deepは 「市販の炭酸飲料には大量の砂糖が使われている。こんな風にね。どう? 飲んでみなよ」と砂糖がいっぱい入ったグラスを目の前の子どもに渡します。呆れた表情を浮かべながらも様子を見続ける子どもたちを前に「そう、Liquid Death以外の炭酸飲料なんて飲めたものじゃないだろう? まるでたばこを吸うのと同じように身体に悪いんだから。どうせならほら、たばこも吸えばいいじゃないか」と語るThe Deepは、なんと教室内でたばこに火を付けてしまいます。

あまりにも破天荒すぎてマイナスブランディングに繋がりかねない動画を公開することで、あえて自社商品の特長をしっかりと聴いてもらえるよう工夫しているのです。会社として喫煙を推奨しているかのように思われないよう動画のタイトルは「謝罪:Liquid DeathはThe Deepの行き過ぎた行動に見かねて関係を断ち切ることにしました」という皮肉たっぷりの内容になっており、まるで同社がThe Deepに指示していないかのような見せ方をすることで中立性を“演出”しています。

シンプルな商品訴求CMだからこそあえて奇抜な映像として仕上げることで、少しでも多くの人に見てもらおうと試みたLiquid Deathらしい動画でした。

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