懐かしの「ひかりチャイム」が東急車内に響く、新幹線ラッピングトレイン
東急は、2024年3月4日(月)から3020系1編成(8両編成)、さらに5月14日(火)から5050系4000番台1編成(10両編成)で新幹線デザインのラッピングトレインを運行しています。そして今月から、両編成の東急新横浜線下り新横浜駅到着時と上り新横浜駅発車後の案内放送に、かつて東海道・山陽新幹線の車内チャイムで使用されていた「ひかりチャイム」を現代風にアレンジして復刻使用しています。
また、両編成の車内広告と車内ビジョンにおいて、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)が今年5月から実施している「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの「京都がくれる癒し」編と、東急が取り組む「enjoy WEST」キャンペーンの貸切広告も実施。この貸切広告では、中づり広告をふたつのキャンペーンで埋め尽くすほか、車内ビジョンでは両社のPR動画が放映されます。
「ひかりチャイム」は、作編曲家やサウンドプロデューサーとして活躍する松浦晃久氏の作曲で、1988年3月から2003年11月まで東海道・山陽新幹線で使用されていました。以降の車内チャイムはJR東海・西日本旅客鉄道株式会社が展開するキャンペーンソングに移行。2015年2月から山陽新幹線40周年を記念して、新大阪駅をのぞく山陽新幹線各駅の接近メロディとして復活しているものの、関東では21年ぶりの復刻使用となります。
今回の「ひかりチャイム」復刻使用では、フュージョンバンド「カシオペア」の元キーボード奏者であり、現在は音楽活動と業務用シミュレータ会社を経営というふたつの顔を持つ向谷実氏がアレンジ。懐かしさの中に洗練された現代の風を感じる「ひかりチャイム」に生まれ変わっています。
トレインジャックやラッピング車両の施策が増えていますが、今回の施策ではなつかしさを感じさせる、東海道・山陽新幹線の車内チャイムで使用されていた「ひかりチャイム」を復刻版としてアレンジして使用。視覚だけでなく、聴覚にも訴えかけるものとなっています。
思い出のあるチャイム音をもう一度関東でも楽しめるキャンペーン、音とともに過去の旅行体験の記憶が蘇り、再び訪れてみようという気持ちを呼び覚ます効果も期待できそうです。
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