特産品をモチーフにしたラッピング列車で観光誘致!仕掛け満載の新型観光列車とは

南海電気鉄道株式会社は、加太(かだ)線沿線の魅力を発信する「加太さかな線プロジェクト」を2014年11月より実施しており、その一環として観光列車「めでたいでんしゃ」4本が運行しています。そして今回、2024年7月13日(土)に新車両を追加することを発表しました。

プロジェクト名にある「加太さかな線」は、紀ノ川駅~加太駅を結ぶ加太線の愛称。おいしい魚をはじめとしたグルメや景色、温泉といった加太線沿線の魅力を発信し、加太までの鉄道旅行の「楽しみ」や「期待感」を地域住民とともに創り上げる企画として、加太観光協会および磯の浦観光協会と共同で2014年11月にスタートしました。

そんなプロジェクトの一環として現在走行しているのが、加太を代表する海の幸「鯛」をモチーフにした観光列車「めでたいでんしゃ」。

列車は加太さかな線を泳ぐ「めでたいでんしゃの家族」という設定になっており、「さち(母/ピンク色)」、「かい(父/水色)」、「なな(子/赤色)」、「かしら(さちの兄/黒色)」の4匹が運行されています。列車ごとに内装は異なり、ドアやロールカーテン、つり革など、テーマごとの楽しい仕掛けが数多く隠されているのもポイント。そして今回、この4匹の遠い祖先として“はじまりの「めでたいでんしゃ」”が新たに加わります。名前や詳しいデザインなどは後日発表される予定です。

地域の魅力を発信するプロジェクトの一環として運行されている観光列車「めでたいでんしゃ」。観光スポットだけではなく、目的地に向かうまでの移動そのものを観光コンテンツとして提供することで、さらなる観光誘致につながりそうです。また、地域住民を巻き込んだプロジェクトの実施は、住民自身が地域の魅力を再発見する機会にもなり、地域活性化を促せるのではないでしょうか。

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