カラフルさで話題のハンバーガー、色にこだわったブランディングの次なる一手
石川県を拠点に、飲食店の企画・運営を手掛けている株式会社SU-BEEは、「日本さくら名所100選」や「ふくい歴史百景」にも選定されている足羽山で展開するBUBBLES BURGER(バブルスバーガー)にて、クリスマス限定のセットを2023年12月1日(金)より期間限定で販売開始しました。
自分で挟んで完成させるクリスマスバージョンのミニバーガーと、スイーツ、ドリンクがセットになった期間限定のセット。バンズはクリスマスツリーをイメージした、赤・白・黄・緑の組み合わせとなっていて、赤と白はクリスマス限定色です。
提供されるドロワの中には、バンズに挟む具材をリース状に盛り付け。別皿には、挟む具材としてチーズバーガー、BBQソースバーガーと自家製キッシュが控えています。さらに、ミニスイーツプレートが付き、抹茶ブラウニーとレアチーズブリュレに苺とベリーソースが添えられています。セットのドリンクは同期間限定のホットドリンクを選べるようになっています。
意外性のある素材と見た目のインパクトで、Z世代を中心に話題を集めているバブルスバーガー。奇抜に見えるカラフルバンズですが、じつは植物由来の7色を使用しています。Paprika(パプリカ)、Raspberries(ラズベリー)、Algae(スピルリナ)、Pumpkin(かぼちゃ)、komatsuna(小松菜)、Purple carrots(黒人参)、Charcoal(炭)の7種類が、このカラフルな見た目を実現させています。このカラフルさから、最近では自分の「推し」のカラーバンズと写真を撮るなどSNSでも話題となっています。
ハンバーガーといえば、誰もが思い浮かべるイメージが固定されている感のある商品ですが、バンズをカラフルにしてしまおうという発想がおもしろい事例です。さらに、バンズに組み合わせる具材にも工夫を凝らし、提供方法も意外性のある透明なドロワという点もポイント。自分自身の好きな組み合わせでハンバーガーを作って食べるというところまで、単なるハンバーガーを食べるということではなく、エンタメ的な体験価値を創生しています。
また、カラフルという商品の最大の特徴が、ブームを超えて文化として定着しつつある「推し活」需要を掘り起こし、推しカラーで写真を撮るという現象を招いているところも注目です。クリスマス限定の紅白カラーの投入など、今後もカラフルさを武器にブランディングを拡げていく可能性を感じる事例がありました。
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