「乗っからせてあげてる」堂々宣言が笑える、まさかの同業種コラボでユーザー獲得
新出光が展開しているEVシェアスクーター「ラクすく」と、同じく環境に配慮したシェアリングモビリティサービス「Charichari」を運営するneuetが同業種間でコラボを果たし、福岡の移動をともにサポートするサービスとして制作されたコラボビジュアルを公開しました。
「ラクすく」は、福岡在住のちょっと生意気だけど憎めない(むしろほっとけない)男性の後輩として、「Charichari(チャリチャリ)」は都会に住む、サバサバしていて面倒見の良い女性の先輩として、それぞれのキャラクター設定のもと、「ラクすく」後輩と「Charichari」先輩が、さまざまな会話を繰り広げたグラフィックとなっています。
今回のコラボビジュアルは博多駅構内のビジョンや天神地下鉄にて掲載され、目にした人が双方のサービスを愛せるような微笑ましい広告展開となるように仕上がっており、福岡の移動をもっと楽しくする2つのサービスの認知拡大といっそうの活用を目指しています。
2022年には市場規模は過去最高の2兆6,158億円を記録し、2032年度には15兆1,165億円に拡大予測されている日本のシェアリングエコノミー(※1)。
そんななか、福岡市内でサービス拡大中の「ラクすく」が、同じ業種である「Charichari」の知名度に全面的に乗っかるというアイデアがおもしろい、まさかの同業種でのコラボ企画。スクーターと自転車という違いはあるものの、同じ地域でのシェアリングサービスの認知向上とサービス活用の促進という部分では同じ思いということで実現した施策です。
また、それぞれのサービスをキャラクターとして設定し、ユーモアあふれる会話をさせる形はさまざまなバリエーションもあり、読んでいて楽しい手法となっています。短期的な自社メリットを追求するのではなく、まずは移動手段の選択肢として記憶に残す好感の持てる事例がありました。
・※1参照元:【シェアリングエコノミー市場調査 2022年版】市場規模は過去最高の「2兆6,158億円」を記録し、2032年度には「15兆1,165億円」に拡大予測。(一般社団法人シェアリングエコノミー協会)
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