リアルとバーチャルで京都を楽しみ尽くすアートプロジェクトが始動

リアルとバーチャルで京都を楽しむアートプロジェクト、『NAKED GARDEN ONE KYOTO 2023』についての企画概要が発表されました。

NAKED GARDEN ONE KYOTOは、NAKED, INC.が京都市・宇治市・滋賀県大津市、京都の名所や伝統・文化を生み出す人々とともに、リアルとバーチャルで京都の新体験を届けるアートプロジェクトです。初年度となった2022年に約3ヶ月の開催期間において、世界遺産・二条城や平安神宮、西本願寺、興聖寺(宇治)、比叡山延暦寺、Ace Hotel京都など参加箇所は21箇所、全イベントの動員数は約30万人、京都エリアに約50億円の経済効果をもたらしています。

今年の開催では、夏、秋、冬ごとにそのシーズンの京都を最も楽しめるテーマを設定。プロジェクト参加箇所の特性や歴史、文化を生かしたアートやイベントを展開します。

夏のガーデンは「エンターテインメント」がテーマ。観光客だけでなく、地元の人々にも一緒に楽しんでもらうべく、京都の玄関口であるJR京都駅からスタートします。その後も世界遺産・二条城での壮大なプロジェクションマッピング花火も楽しめる夏まつりや、世界遺産・上賀茂神社(正式名称:賀茂別雷神社)の清流「ならの小川」の足つけ、宇治・興聖寺の琴坂の青紅葉など、夏の京都ならではの魅力を体感できるリアルイベントや企画ラインナップがそろっています。

また、バーチャル企画では、分散回遊を促すAR企画を実施し、京都市の分散型観光に寄与するとともに、AR体験を通して、より深く京都を知ってもらえるような企画となっています。

京都水族館などの京都のエンタメ施設5箇所に用意されたAR体験は、カナダ発のweb3企業であるContiniuum.Social社の「サイバートロフィー」とコラボレーションし、京都のバーチャル企画参加箇所の近くに行くと、京都にゆかりのある歴史的人物がARで現れます。出現する歴史的人物は、戦国時代の三傑である徳川家康、織田信長、豊臣秀吉、『源氏物語』の作者である紫式部、平安時代末期に活躍した平清盛、茶の湯を大成した茶人の千利休です。どの歴史的人物が現れるかは実際に現地に行ってみてからのお楽しみですが、目的箇所以外の京都周遊にもつなげるバーチャル施策になっています。

ARやVRがエンターテインメントを補強する技術として一般化しつつあります。しかし、最先端の技術もそれを駆使して、さらに新しい楽しみ方や社会貢献を提案できるかというところは、やっぱり人のアイデア次第。歴史ある観光地である京都らしさを感じながら、地元の人も国内外からの観光客も楽しめるアートプロジェクト、今後もどのように広がり進化していくのか注目の施策です。

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