ヤフーが地方局と共同制作「未来に残す 戦争の記憶」プロジェクト
ヤフーは、戦争の記憶と記録を伝える100年間のプロジェクト「未来に残す 戦争の記憶」において、戦後77年目となる今年も新たなコンテンツを公開しました。
公開されたのは、「『一枚の写真さえ利用された』戦時下の”会いに行けるアイドル”たちの告白#戦争の記憶」と題された記事で、昭和初期から終戦間際まで、戦時下の日本には現代と同じような「アイドルに会いに行ける劇場」があり、戦争が進むにつれてアイドルたちは戦地への慰問などに動員されたそうです。戦争とアイドルの関係性やエンターテインメントの真の意味について、当時の資料やアイドルたちの証言から探っています。
「南九州、特攻の地から」では、鹿児島読売テレビ、熊本県民テレビ、テレビ宮崎と「Yahoo!ニュース」による共同制作で、アイドルグループ「アンジュルム」のメンバーで熊本県出身の上國料萌衣さんが、空襲を体験した男性を訪ねた記事や、元特攻兵へのインタビュー記事、戦争の記憶を未来の世代へつなぐべく語り部として活動する若者を追った記事など、「特攻」をテーマにした多数の記事・動画を公開しています。
引用元:未来に残す 戦争の記憶(Yahoo! JAPAN)
また、2019年に開始した「#あちこちのすずさん」プロジェクトは、映画「この世界の片隅に」の主人公・すずさんのように戦時下に暮らす人々のなにげない日常のエピソードを集める取り組みで、今年も新たなエピソードを集めて紹介しています。
その他、ロシアによるウクライナ侵攻から半年を迎えた今、侵攻により一般市民の日常がどのように変化したのか、ルポやドキュメンタリーで追った記事・動画を特設ページで公開したり、無料動画配信サービス「GYAO!」では、8月2日~8月31日の期間中「映画が伝える戦争」特集を行ったり、各地でリバイバル上映中の「ひまわり」など、戦争をテーマとした映像作品を無料配信しています。
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