世界中にいる75万人の小児性犯罪者に写真をシェアするのはやめよう。仏NGOが訴えたメッセージ

児童への性的暴行などの撲滅を目指すフランスのNGO・Caméléon Associationは、自らの子どもの写真をSNSにアップロードする行為は、世界中に潜む性犯罪者に個人情報を提示することと同じ意味でであるというメッセージを訴求したプリント広告を公開しました。

“DON’T BRING YOUR CHILD INTO THE WRONG HOME(あなたの子どもは知らぬ間に誰かの家にいるかもしれない)”というキャッチコピーで、さまざまな少年少女の写真がプリントされた家具が散りばめられた部屋を描いたビジュアルにより、世の親の危機感に一石を投じています。

同団体は「あなたの子どもの写真をSNSでシェアするということは、世界中に点在する75万人の小児性犯罪者に対してシェアすることと同義です」と、インパクトのある数字を用い、幼い子どもに向けられる歪んだ感情を抑止するための最善策は、そもそものトリガーを与えないことであるということを訴えています。

印象的なビジュアルと説得力のある数字を用いた事例は、フランス国内の広告系メディアに留まらず一般ユーザーからの反響も呼び、中には「子どもとの親密な写真をSNSにアップロードする親の気持ちが理解できない。その写真を載せた結果どういう人の目に触れる可能性があるのか、もっとしっかりと考えた方がいいと思う」といった厳しい声もありました。

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