「どんなアイデアも失われることはない」ビデオ会議ツールでビジネスに貢献するHPのブランディング動画

コンピュータを中心とした電子機器の製造を行う米ヒューレット・パッカード(以下HP)は、新型コロナウイルス感染症の影響でリモートワークが広まるなか、HP商品であれば物理的な距離がある環境でも適切にアイデアを伝えることができることを伝えるためのブランディング動画を公開しました。

ビデオ会議中にアイデアを述べようとした女性の主人公を映すところから始まる動画ですが、女性が語り始めたと思いきや、ネット接続が突然悪化し、会議そのものが中断されることに。渾身のアイデアを披露することができなかった女性はひどく落ち込み、そのノートのページを破り捨ててしまいます。

ゴミ置き場に捨てられたはずのノートのページは、そのまま焼却されるかと思いきや雨風にさらわれて下水へと落ちていき、野良犬に拾われたり、人混みの中を蹴られながら移動したり……とてつもなく長い旅を経て女性の最寄駅の電車のなかへと転がり込んでいきます。

後日、改めてビデオ会議の場に参加する女性。司会者が「誰か何かいいアイデアない?」と問いかけると、女性の足元に捨てたはずのノートのページが転がっていき、それに気がついた女性はそれを拾い、緊張した面持ちを浮かべながらも勇気を振り絞って会場全体に自らの考えを語り始めます。

一度は失ってしまったアイデアでも、勇気とクリエイティビティさえ忘れないようにすればその本質は決して失われることはないことを表現しています。

“A thought is never lost when a voice is found(声を上げさえすれば、どんなアイデアも失われることはない)”というキャッチコピーで幕を下ろす動画は、ビデオ会議をはじめとしたリモートワークが一般化した今こそ、HPの商品があらゆる業種のコミュニケーションを円滑にすることでどんなアイデアも失われることなく人の目に触れることができることをアピールしました。

その他のブランディング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=27
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る