アメフトの試合会場に突然現れたのは? ビール会社のブランディング施策

メキシコ生まれのビールブランドDos Equisは、アメリカの学生スポーツ界において一大イベントである大学アメリカンフットボールの大会開催に合わせ、Instagram経由でユーザーが曲のリクエストを送信できる全自動のマーチングバンドロボットを開発しました。

 

アメリカンフットボールの試合において、チアリーディングと肩を並べる盛り上げ役として知られるマーチングバンド。Dos Equisが開発したのは、そんなマーチングバンドを再現した、36もの楽器が一体となってあらゆる楽曲の演奏を行う専用のロボットです。Instagramのストーリーズ機能を通じて演奏してほしい曲のリクエストを送ることができ、会場前に集まった多くのファンの気持ちを昂らせます。

会場ではDos Equis自慢のビールも振る舞われ、敵味方関係なく互いを尊重し合う学生スポーツの精神を体現しました。

Dos Equisは1897年にモクテスマ社で作られ、2010年にはオランダの大手ビール会社・ハイネケングループの傘下入りした、スペイン語の「2つのX(ドスエキス)」に由来し、赤く描かれた2つのXのデザインが特徴的ブランドです。なお、今回の施策は、アメリカのブランディング会社MKGと共同で実施したそうです。

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