咳止め薬を悪用した脱法ドラッグの危険性を描いた、米・業界団体の啓発動画
日用品や医薬品メーカーを中心に形成されたアメリカの業界団体Consumer Healthcare Products Association(以下、CHPA)が、咳止め薬をアルコール等と混ぜたLeanと呼ばれる脱法ドラッグの危険性を伝えるために、Leanを摂取してしまった女性の生々しい様子を描いたCMを公開しました。
「Leanにやられたみたいだね」や「え、なんであの動画を投稿したの?」といったテキストメッセージで目を覚ます女性を映すところから動画ははじまります。前日の夜にLeanを飲もうとしている自分の動画を改めて見ながら「なんてことをしたの……」とつぶやく女性。その表情からは、深い後悔の色が伺えます。
楽しいパーティーの様子が少しずつ気味が悪い映像に変わっていき、最終的にはLeanの強さに耐えられなくなった女性が嘔吐するシーンが映されます。
本来の用途とは違う使い方で医薬品を摂取することと、それが脱法ドラッグとして横行していることの危険性を訴えた動画は、”NOBODY LIKES THEMSELVES ON LEAN(Leanでハイになった自分に「いいね」を送りたい人なんていない)”という力強いキャッチコピーとともに幕を下ろしています。
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