20万人以上の行方不明者たちの早期発見を訴えた、ペルーの広告代理店の自主制作広告

世界で最も行方不明者が多い地域として知られるペルーの広告代理店Lion Heartが、自社のクリエイティブをアピールしつつ南米で社会問題になっている行方不明者の発見を訴えかけるため、人物写真の顔が塗りつぶされたプリント広告を公開しました。

4種類公開されたビジュアルは、いずれも顔が塗りつぶされたかのようなモザイクが施された男女の顔が描かれています。右下には”行方不明になってしまった人たちは、決して忘れ去られるわけではない。中南米だけでも、20万人以上の行方不明者たちがいます”という言葉が添えられており、事態の深刻さを訴えています。

“行方不明者の日”として認定されている8月30日に合わせて公開された広告は、新型コロナウイルス感染症の影響で各国政府の意識がかれらの早期発見よりもパンデミックの抑え込みに向いてしまっていることへの批判メッセージも込めて、取り残された家族たちのために企画されました。

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https://predge.jp/search/post?genre=24

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