“渋谷スクランブルスクエア”がプレスリリースにKOLを起用し、情報発信する意図を担当者に聞いた

渋谷スクランブルスクエア株式会社が運営する、最旬のアイテムを取り揃える200店舗以上のショップが並ぶ商業施設「渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン」が、トレンドや最旬アイテムを紹介するプレスリリースを配信。3号目となる今回は、数々のファッション誌などで活躍中のスタイリスト・小山田早織さんがこの秋おすすめするファッションやコスメの情報を発信しています。

本プレスリリースの特徴は、新商品や新サービスを書いた一般的なものではなく、SNSで多くのフォロワーに支持されているさまざまな業界のKOLを起用し、彼女たちがいまおすすめする、トレンド商品を紹介しているところ。そのため、転載なども加味したうえで配信されるBtoBtoCのプレスリリースよりも、これ自体がある種メディアからの情報発信のようにも見える、かなりBtoCに近いものとなっています。

1号目では、麻布十番にサロンを経営し、自身もメイクレッスンやパーソナルコンサルティングを行う、美容家・石井美保さんを。2号目では、日本スイーツ協会 スイーツコンシェルジュ認定資格者でスイーツライター・佐藤ひと美さんを起用し、その季節におすすめの美容アイテムやおすすめのスイーツなどを彼女たちのコメントともに、最旬トレンドとして紹介しています。

なぜ、いわゆる一般的なプレスリリースではなく、KOLを立てるかたちでBtoCの情報発信の側面を強めているのか、そして、通常のプレスリリースと効果の違いはどのようにあるのか、渋谷スクランブルスクエアの担当者にその意図を伺いました。

通常の新商品を発表するプレスリリースのかたちではなく、ショップなどがトレンドや最旬アイテムなどの情報を発信するニュースレターのような内容で配信した経緯を教えてください。

渋谷スクランブルスクエアのコンセプトである「世界最旬」としての“最旬”情報を定期発信するために、プレスリリースを配信しています。開業期のニュースファクトが豊富な状態から、経常期へ移行するなかでも、メディアに対しては、継続的に興味関心を持っていただきたいと考え、施設内のトレンド情報をお届けすること、またメディアを通さずにPR TIMESを通して直接見てくださっている一般消費者の方にも、さまざまな情報をご提供したいと考え配信を始めました。

今後もこうしたコンセプトを踏まえて、メディアとの関係性構築や、一般消費者の方への情報提供、露出拡大を目指していきたいと思います。

プレスリリースのテーマは、毎回どのように決めているのでしょうか。

メディアの特集傾向、トレンドや歳時記などを踏まえて、検討しています。候補の中から、渋谷スクランブルスクエア内のショップやターゲット層の方にマッチした内容であるかを熟考し、決定しています。また、PR TIMESを通して、直接見てくださる一般消費者の方が読んでも、面白いと思ってもらえるような内容を目指し作成しています。

本プレスリリースを作成するにあたり、こだわっていることなどがあれば教えてください。

設定したテーマのトレンドに詳しいKOLを起用することで、メディアバリューを高め、さらなる露出拡大を目指しています。KOLにはテーマにまつわるインタビューを行い、渋谷スクランブルスクエアの商品への想いを絡めながら語っていただくようにしています。KOLの想いと一緒に商品を紹介できると、魅力の説得力が増し、よりメディアにも求められるようなプレスリリースになるのではないかと考えています。

これまで配信したプレスリリースに対するメディアやお客さまからの反響はいかがですか。

6月に配信したプレスリリース、「スイーツライターが薦める、渋谷スクランブルスクエアの夏スイーツ」は想定したグルメ系メディア以外にも、ファッション誌など計56件のメディアに取り上げていただくことができました。グルメの中でも写真映えするものや、シーズナル商品は関心が高くなるのだと実感しました。また、かき氷を掲載した店舗からは、前年と比較し非常に好調で、販売期間も延長する予定だと伺っています。

本プレスリリースを配信する前とした後で、何か変化はありましたか。

プレスリリースをきっかけとした、反響の多さに驚きました。今回もファッション誌、ニュースサイト、お出かけ情報サイトなど、さまざまなジャンルのメディアで露出いただき多くのお客さまへのアピールにつながったと思います。

最後に渋谷スクランブルスクエアの今後の展望などあれば教えてください。

私たちは、2019年11月に開業し、今年で2年目を迎えます。開業してからまだ日が浅い施設ではありますが、いつでも特別で新鮮な「モノ」「コト」「トキ」に出会え、渋谷のランドマークとして常に“最旬”を発信していく商業施設を目指して、これからも営業してまいります。

※本文中では「プレスリリース」と記載させていただいておりますが、本内容は渋谷スクランブルスクエアより発行しているニュースレターを示しています。また、渋谷スクランブルスクエアから配信しているニュースレターは公式サイトの「プレスルーム」ページへの掲載はございません。内容についてのお問い合わせはPR事務局までお願いいたします

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