LGBTQや環境問題を大人にレクチャーする、ティーネイジャーを描いたSpriteの動画広告

炭酸飲料ブランドSpriteは、1990年代後半から2010年代までに生まれたジェネレーションZと呼ばれる世代の若者たちが、自身の家族にさまざまな社会課題を”レクチャー”する様子を描いた”They Need Guidance(誰かが彼らを指導してあげないといけない)”というタイトルの動画広告を公開しました。

 

この動画は、21世紀を象徴する社会的な課題にスポットライトを当てつつ、大人たちよりも高い意識で課題解決と向き合うティーネイジャーたちを主役に置いています。

「みんなにも、大人たちにはっきりと物事を言わないといけない時がくる。この前お父さんに、赤ちゃんができる仕組みについて説明したの。2人の母親の下に生まれるときもあれば、2人の父親の下に生まれるときもあるんだよって。驚きのあまり言葉に詰まっていたよ」という少女のモノローグから動画ははじまります。

テレビを観ながら大笑いしている男性に対して「”ゲイ”という言葉は蔑称なんかじゃないんだよ、て父さんに言ったらとても混乱していたよ」と、LGBTQに関する単語のあるべき使い方を教えた少年。

「1時間もシャワーに入っていた母さんに、天然の資源は工場で作られるような単純なものじゃないんだよって説教したの」と語る少女。

「グラフィティアートだって本物のアートだよ。美術館の中にあるか外にあるかだけの差なんだ」とストリートアートについて説明する少年。

その他にも「ヴィーガンになった友だちと食事をするならちゃんと彼らにも配慮しなきゃダメだよ」と父親にレクチャーする少女や、「男だってネイルアートをしてもいいんだよって父さんに言ったら、目を見開いて思考停止しちゃってたよ」と自己表現のあるべき姿について語る少年の様子が紹介されています。

“Let’s be clear(はっきりと物事を言おう/透明性を持った人になろう)”というダブルミーニングのキャッチコピーとともに幕を下ろす動画は、ティーネイジャーだからこそ大人たちよりも感度が高く取り組んでいる社会課題を浮き彫りにしつつ、そんな若年層を応援したいというSpriteのブランド姿勢を描いています。

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https://predge.jp/search/post?genre=27

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