ヨーデルでピザ注文のやりとりする様子を描いた、Domino’s PizzaのCM

イギリスのDomino’s Pizzaは、頼むピザの枚数が増えれば増えるほど割引が適用されるGroup Orderという注文方法を訴求するため、”Domin-Oh-Hoo-Hoo”というタイトルで男性4人組がピザの注文を聞き取るためにヨーデルでコミュニケーションするCMを公開しました。

マンションのベランダから大きな声で”Domin-Oh-Hoo-Hoo”と呼びかける男性のシーンからはじまる動画は、全セリフがヨーデルで構成されているため画面下部に字幕により補足されています。

「ドミノピザ頼まない? ぼくの奢りで!」という呼びかけに対して「いいね! ぼくはペパロニパッションで」「ぼくも同じので」とリビングでくつろきながらヨーデルで答える2人組の男性。

同じく呼びかけられた別の男性は、仕事の手を休め少し考えてからオーダーを叫び返します。「ベジーシュプリームのLサイズ……生地はクラシックで、スイートコーン多め……マッシュルームは抜き……あと、チキンウイングを7本と……クッキーも!」

あまりにも複雑な注文内容に、受け手の男性が「”お願いします”は?」と聞くと即座に「お願いします!」という返事が。複数人で注文することを前提に作られたサービスを、ヨーデルという独特なコミュニケーション手段を持った仲良しグループで表現しています。

企画制作を担当した広告代理店のCreative Director・David Mastermanは「最初は違うアイデアで進行していたのですが、最後の最後で出たヨーデルの企画があまりにも突き抜けていたので急遽プランを変更しました」とコメント。サービスのターゲット層にアンケートを取ったところ、ヨーデル案が最も好印象かつ購買意欲を高めたことから形にすることができたそうです。

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https://predge.jp/search/post?genre=24

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