Uber、ワクチン接種会場へ1000万回の無料送迎を実施

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が急ピッチで進むアメリカで、配車サービスのUberが、1000万回分を上限としたワクチンの接種会場までの無料送迎をするキャンペーンを開始しています。

Uberによると、現在、アメリカでは、貧困、年齢(高齢者)、居住地(電車やバスが通っていない地域)などを理由とし、人口の45%が公共交通機関を利用できない状況にあるといい、こうした事情のある人たちは、ワクチン接種が遅れているというのです。

Uberが制作した動画には、映画監督のスパイク・リーが登場し、「住んでいる場所、人種、収入にかかわらず、誰もがワクチンを受けられるようにするべきだ」と呼びかけています。

また、Uberは1000万回分の無料乗車を提供と合わせて、アプリ内に寄付ボタンを配置し、ワクチンを必要としている人が迅速に接種を受けられるようなシステム作りのために資金提供すると発表しています。

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