ハローキティが提案!? 大分県日出町がPR動画「しあわせリボンの町」を公開

屋外型サンリオキャラクターパーク「ハーモニーランド」がある唯一の町として知られる大分県日出町。人口2万8千人の小さな町でありながら、株式会社サンリオエンターテイメントと契約を結び、ハローキティを活用したタウンプロモーション事業に取り組んでいます。そんなハローキティとゆかりの深い日出町が、「いまだからこそ、皆さんに笑顔をお届けしたい!」という思いから、リボンを通じて町民を笑顔にするPR動画を制作、公開しました。今回はその中から、「しあわせリボンの町」ドラマ篇をご紹介いたします。

キティちゃんからのメッセージ

ここは、日が出る町と書いて「日出町(ひじまち)」。広い海がすぐそばにある自然豊かな町です。

主人公の女子高生は、朝日を見ながら日出町の特徴を頭に思い浮かべています。「美味しいお魚は獲れるけど、大きなショッピングモールとかはない。新鮮な野菜は食べられるけど、電車はたまにしか止まらない。名物(城下かれい、むぎ焼酎)はあるけど、まだ食べたことない…。」

そんな長閑な日出町ですが、どうやら先日、ちょっとした事件が起きたそう。日出町の町長室に、あの超有名なキャラクター・ハローキティが現れ、町長に向けてあるメッセージを残していったのです。

「リボンは みんなをむすぶ しあわせのしるし」…そのメッセージを見た町長は、みんなを笑顔にするアイデアをひらめき、「しあわせリボン戦略会議」を開催。キティちゃんのイラストを指さしながら、「このリボンを町民の皆さんに作っていただきましょう。」と発案しました。

大切な人にリボンを

そして早速、「町民みんなが幸せで結ばれるように、リボンをつくって自分や大切な人に贈ることについて告示されましたのでお知らせします」と町内一斉放送が流れ、キティちゃんのメッセージがあっというまに町民の間で広がっていきました。

すると、町の至るところでリボン作りがはじまりました。町内の小学校では、キティちゃんのリボンをつけた先生が、生徒たちにリボン作りを呼びかけます。

警察官や漁師、酒屋さん、お年寄りから小さな子どもまで、みんながリボンを作りました。できたリボンは、大切な人同士がお互いに身に着け合います。映像では、嬉しそうな町民たちの様子が次々と映し出されていきます。

そして、冒頭に登場した女子高生も、この流れで大好きな彼に告白。同級生達に見守られながら、手作りのリボンを彼につけてあげました。

リボンをとおして笑顔が広がっていく日出町。最後はリボンをつけた町民たちが集まり、なぜか踊ることに…!? 気になるダンス篇は、日出町の公式YouTubeチャンネルでご覧いただくことができます。

ハローキティのトレードマークであるリボンに着目し、町民全員でリボンを作って身につけ合うというアイデアをカタチにしたこの事例。今回の企画は、新型コロナウイルス拡大防止の影響で学校行事が縮小した町内の子どもたちのために、思い出を作るという意味も込められていたそうです。動画制作をとおして、町内を元気にするのと共に、あたたかな町の魅力を発信しているPR動画のご紹介でした。

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る