乳がんのセルフチェック方法を巨大イルミネーションでガイド。南米通信キャリアのCSR
Case: Unforgettable Lights
南米を中心に展開する通信キャリア・Movistarがチリで行ったCSRキャンペーンをご紹介。
チリでは、3時間に1人のペースで乳がんと診断される女性が出ています。その早期発見につながるのが、自ら乳房を触り、しこりを確かめる「自己診断」。Movistarはこの重要性について啓発を行うため、ネーミングライツを取得した「Movistarドーム」の屋根を使い、自ら触って診断する「触診」の動きを示したイルミネーションを展開したのです。
SPIRAL MOVEMENT
まず最初に、乳房の外から中心に向けて、渦を書くように。
RADIAL MOVEMENT
次に、乳房の外から中心に向かって一直線に触っていき、中心から跳ね返すようにふたたび外側へ。
VERTICAL MOVEMENT
次に、乳房を垂直方向に上下に触り、それを左から右へスライド。
HORIZONTAL MOVEMENT
最後に、乳房を水平方向に左から右へ向けて触り、それを上から下へスライド。
乳がんのリスクが高まる40歳以上の女性は、この自己診断を毎月行うことで乳がんの早期発見につながるというメッセージを伝え、ムービーは締めくくられます。
言葉だけではなかなか伝わりにくい「具体的な感覚」を巨大なイルミネーションで効果的に、そして印象的に伝えることで、ひとりでも多くの女性に「触診での自己診断」を伝える── 自社の持つ技術と、ネーミングライツのある建物という資産を持つ企業だからこそできる、秀逸なCSRでした。
(via Ads of the World)
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