塗りつぶされた新聞…その意図とは?Amazonプライムビデオの新作映画配信キャンペーン
Truth matters
11月15日に全米で公開された新作映画『The Report』。2011年9月11日に起きた同時多発テロの後に、CIAがアルカイダのメンバーに対して行った違法な拷問や拘束を告発したダニエル・J・ジョーンズと、その事実を隠蔽するため様々な方法で妨害を試みるCIAと大統領府の攻防を描いた作品です。
そしてこの作品は、11月29日にAmazonプライムビデオでも配信が予定されており、そのプロモーションとしてNew York TimesやUSA Todayなどの大手新聞に掲載された広告がこちら。
新聞のフロントページそのものですが、実際はプリント広告。『ホワイトハウス』『大統領』などといった言葉が並ぶなか、ところどころ黒く塗りつぶされた箇所があります。
これは不都合な部分を隠しているかのような印象を与えることによって、映画のテーマである『真実』を際立たせることを狙ったもので、広告からスリルと緊張感が伝わってくるようです。
またTwitterには、主演を務めるのアダム・ドライバーをモチーフにした公式ポスターも公開。こちらは、当初映画のタイトルとして決まっていた『The Torture Report』から“Torture(拷問)”をとって『The Report』に変更したことをうけて、Tortureの部分に赤いマーカーをひいたクリエイティブとなっています。
Original Soundtrack for #TheReportMovie by David Wingo, is now Available on @Spotify and @AppleMusic. https://t.co/DeKTIbUaPZ pic.twitter.com/4z5SMWnp38
— The ███████ Report (@thereportmovie) November 24, 2019
批評家からも高い評価を得ている本作品、日本でも11月29日にAmazonプライムビデオで公開されるということです。
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