正解するまでコメントできない!? 英新聞社の「フェイクニュース診断」

Case: Captcha against Fake News

近年、世界的に大きな問題になっているフェイクニュース。
フェイクニュースは時として、国家の政治にまで多大な影響を及ぼすこともありますが、それの解決に向けていまだに有効な手立ては見出されていません。

そんな中、イギリスの新聞社Metroが、ブラジルで一風変わったソリューションを提案しました。

同社は解決策として、Webサイト上でユーザーがコメントをする際などに“ロボットであるかどうかをチェックするツール”として広く利用されている「CAPTCHA」を応用。

Metroブラジルのウェブサイトでニュースにコメントしようとすると、おなじみのCAPTCHA画面が表示されます。

通常のCAPTCHAと異なる点は、ユーザーがパネルの中から“フェイクニュースを選択しなければならない”ということ。

正答すると真実のニュースと簡単な説明が表示され、ユーザーはコメント画面へ進むことができます。毎回、異なるフェイクニュースが表示されるため、読者はニュースに対する知識をアップデートしていくことができるようになっています。

読者のニュースに対するリテラシーをゲーム感覚で高めていこうとする、メディアによる斬新な取組みでした。

(via Metro Brazil)

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