サイトも駅ポスターも手書き ぺんてるが「さりげデコ」で商品特性を発信

筆記具・画材ブランド「ぺんてる」を手がけるアストラム株式会社は、特設サイト「さりげデコ図鑑」を2026年9月24日(木)より公開しました。マットカラーボールペン「MATTEHOP(マットホップ)」を用い、新たなデコレーションの楽しみ方を提案する取り組みです。

近年、女子中高生を中心に身の回りのものを装飾するデコレーション文化が再燃する一方、同社によると、SNS上の投稿に対して「自分には難しそう」「目立ってしまうのが恥ずかしい」といったハードルを感じる声も少なくないとのこと。

こうした声に着目して企画されたのが、日常の身近なモノの形を別のモノに見立て、小さく描き足す「さりげデコ」です。えんぴつの先端をアイスクリームのコーンに見立てたり、ポケットティッシュの取り出し口を波に見立てたりと、元の形を生かすことで気軽に楽しめる表現方法を提案しています。

このコンセプトのもと、デジタルとリアルの双方でプロダクトの特性を伝える仕掛けを取り入れました。特設サイト「さりげデコ図鑑」では、12種類の具体例を紹介するにとどまらず、サイト内のイラストや文字、各種ボタンに至るまでを実際にマットホップで描き上げています。

手描き風のデザインで雰囲気を演出するのではなく、商品を使って制作した表現をサイト全体に用いることで、ページそのものを作例として見せる構成です。

また、10月5日の「デコの日」に向け、9月28日(月)から10月11日(日)まで都内7駅(目黒・秋葉原・池袋・表参道・茗荷谷・明治神宮前・渋谷)でポスター広告を掲出しています。

手書き素材をデータ化して印刷するのではなく、ポスター現物にデザイナーがマットホップで直接描き込んで制作。イラストや文字にとどまらず、二次元コードまで手作業で仕上げられています。対象層である学生が多く集まる駅を選定し、商品の持つ質感をダイレクトに伝える狙いがありそうです。


身近なモノを別のモノに見立てる「さりげデコ」というアプローチで心理的ハードルを下げ、デコレーションを楽しむきっかけをつくる本施策。手書きならではの質感をデジタルとリアルの双方で提示することで、商品の強みを直感的に伝えるマーケティング事例です。

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