「パパこれ、よかね。」背中を押すのは娘の一言 博多弁で青森に出店した福岡ブランド

福岡発のメンズブランド「CALL&RESPONSE(コールアンドレスポンス)」が、2026年3月20日(金)、青森県五所川原市に新店舗を開業しました。

同ブランドを運営するCALL&RESPONSE株式会社は2006年に福岡市博多区で設立され、現在は九州を中心に店舗を拡大しています。

ブランドが掲げるキャッチコピーは「パパこれ、よかね。」。青森の店頭でも博多弁のコピーを採用し、地域に合わせて言い換えるのではなく、福岡の言葉ごと全国へ持ち出しています。その一貫した姿勢が、ブランドの芯を際立たせています。

同社が向き合うのは、ファッションへの関心が高いとはいえない中年男性層です。ストレッチ素材、自宅で洗濯可能、速乾、アイロン不要といった機能は全商品に共通していますが、あくまで土台となる要素であり、訴求の中心には据えていません。

前面に据えるのは、「娘に褒められる」という、ささやかでありながら、うれしさを伴う確かな感情です。

CALL&RESPONSE

服を着るのはパパ本人ですが、買おうと思わせるのは娘の一言。「奥様、お子様から評判を得られるような商品を」という同社の言葉が示す通り、買う人と背中を押す人をあえて分けて考えている点が、このブランドのコピーワークの軸となります。

また、同社は自らを「メンズカジュアル」とは呼ばず、「パパの洋服界隈の課題解決に特化したブランド」と定義することで既存のカテゴリとの差別化を図っています。

機能で差別化しにくいメンズウェア市場で、誰に褒めてもらいたいかという問いを起点に置き、娘の一言をコピーに据えたCALL&RESPONSE。ファッションへの関心が低い対象者へどう言葉を届けるか、そのヒントが詰まったブランディング事例といえます。

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